返済計画は監視の下ではないと大抵頓挫する

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返済計画は監視の下ではないと大抵頓挫する

離婚を見据えた別居が始まりだった。自分が家を出るので部屋を借りるのに初期費用や家具など見積もって50万はかかる。離婚は将来絶対で当分は1人暮らしになるから、通勤にも便利でそこそこ広く、家具もある程度長く使えるものを選んだ。正直、良いマンションに住んでいたので惨めなひとり暮らしはしたくないと言う情けない見栄もあった。結果最低見積もりをかなりオーバーしていた。その頃の給料は順調だったし遅くとも1年以内には完済できると見込んで家を出た。家を出で1カ月は解放感に満ち溢れ、自由を満喫した。これくらいは良いだろうと言う甘い考え。次の月からはちゃんとすればいいと先送りにした。実際それから3カ月くらいは順調に借金を返し、自分を自制できるようになって行き未来は明るいと思っていた。しかし急速に方向が変わり先が不透明になる。契約先から解除されたのだ。人員削除だった。借金返済に回していたので貯金がない。借金返済はシュミレーションしてしっかりと返していかないと難しくなります。早く就職先を見付けないと借金どころか家賃が払えず生活が出来ない。親には絶対に頼れなかったので、とにかく焦った。必死に探して就職は決まったものの給与は1カ月遅れる上、かなり月額が下がった。早く決めなくては現金が入らないので妥協に妥協したからだ。1年以内完済の計画が崩れ、更に体調も壊し予定外の金が飛んでいき、気が付けば元金しか返せない月もあったりして完済までの道はどんどん遠ざかる。新たな融資話も来て揺れに揺れた。このままだとループすると思い絶縁される覚悟で親に全て話した。結局肩代わりして貰い、親に返していくことになった。離婚成立まで家を出てから2年も月日が流れたが、借金完済はそれ以上かかってしまい親からの信用も地に落ちた。借金は一番取り戻すのが難しい信用をなくすと身を持ってわかった。2度と繰り返さないよう、あの頃の焦りと不安の生活を忘れずに生きていくことを誓った。